ストレートネック
- 首や肩が張りやすい
- レントゲン状で骨が真っ直ぐになっている
- 長時間姿勢が保てない
- よく寝違えをする。繰り返す
- 肩が丸くなって顔が前に出る
メディア掲載
ストレートネックとは。
ストレートネックとは、病名ではなく、画像上の所見のことを言います。
その為、画像の撮り方や姿勢によってもストレートネックのように見えてしまうことがあります。
通常頚椎(首の骨)は7つあり、横から見たときにやや後ろに曲がっております。これを生理的湾曲と言います。この湾曲がなくなっている首を「ストレートネック」と呼んでいます!!
この湾曲を起こしている原因はいくつかありますがこの原因骨そのものの「変形」や「軟骨がすり減った」ことにより起こっているものの場合は、今の現代医学では完全に治すことは出来ないと言われております。
ストレートネックと診断された方の多くが感じてしまう症状がいくつかあります。
・肩こり
・首こり
・頭痛(緊張型頭痛)
・めまい
・背中の痛み
など。。。
また、ひどくなることで脳への血流が阻害させてしまうと重篤な疾患の危険性も出てくると言われております。
ストレートネックを起こしてしまう原因とは?
*ストレートネックの最も多い原因は姿勢不良と考えます!
以前ストレートネックの診断を受ける方の多くが高齢の人が多かったと言われ、その多くが加齢によるものと言われておりました!!
しかし、近年では「デスクワーク・テレワーク」や「スマートフォンの普及」などにより若い世代に多く見られるようになってきました。また女性に比率をしては多い傾向にあります。
20代30代にも関わらず「スマホ老眼」やスマートフォンの使いすぎによって肩こりが起こる「スマホ首」なんて俗名が言われることも出てきているのが現状です!!
一般的な対処法
一般的に多く受けるものは牽引・物理療法やストレッチ、マッサージなどがほとんどかと思います。
牽引は首では体重の1/10の重さ(約4,5キロ)で首を引き上げることで首の骨と首の骨の間隔を広げることを期待した治療になります。
物理療法は牽引を含め、電気治療機を用いて筋肉を刺激することにより緩和させていくものです。
ストレッチ・マッサージは筋肉の硬さを和らげることを目的として行う施術になります。
その他には、投薬や湿布などを用いて消炎・鎮痛を計って行くことも一般的な対処としてあります。
このような対処法でよく患者様から言われるのが
「やっている間ややったすぐは軽い感じがするけどすぐに戻ってしまう」ということなのです。
*これはなぜかと言うと実際の原因に対しての処置がされていないことが考えられます!!