肋間神経痛・胸部の痛み
- 最近肋骨に沿って痛みが出て、日常生活に影響が出ている
- 咳やくしやみ、いきを吸うときに痛みがててくる
- 身体を捻ると肋骨が痛みがててくる
- 以前は背中周辺が凝っていたが今は肋骨周辺に痛みが出てきている
- 痛みがててくると丸まってしまう
メディア掲載
肋間神経痛とは?原因とは?
肋間神経とは?
肋間神経は胸椎から出てきて肋骨の間を通っている神経です。
肋骨は左右12本ずつある骨で心臓や肺を守る役割がある大切な骨になります。
原因
原因にはたくさんありますが運動をよくする方、捻るスポーツをする方(野球、ゴルフ、格闘技)、姿勢が悪い状態でのデスクワーク継続、肉体労働の方、妊婦さんなどは背骨(体幹)に疲労が多く溜まってしまい硬くなりやすいです。
このように背中周りの筋肉に負担がかかり続けることで神経の通り道で障害が起こり、肋間神経痛が現れます。
近年では、ストレスや自律神経の乱れによってこのような症状が現れている方も少なくありません。
症状
電気が走ったような鋭い痛みや、じんわりするような鈍痛、ヒリヒリするような痛みがあります
上半身を捻ったり前後に動かすと痛みが引き起こされていきます。また息が吸えないほども痛みが起こることもあります、肋間神経は肋骨に沿って出ているため肋骨に沿って痛みが出ることが多く、片側にでることが多いです。
鑑別症状
帯状疱疹
ヘルペスウイルスや水痘ウイルスの感染によって皮膚に赤い斑点状のぶつぶつや水ぶくれが起こるもので神経痛も起こることがあります
胸椎椎間板ヘルニア
椎間板の髄核が神経を圧迫し支配されている神経領域に痺れが起こります
前かがみになると症状が出やすいのが特徴
脊髄腫瘍
神経根が圧迫されるので支配されている神経領域に痺れが起こり、ひどくなると筋萎縮も起こり歩行困難になりうる
一般的な肋間神経痛の対処方法とは?
肋間神経痛の原因がわかった場合はその病気にあった治療をすることで痛みや痺れが取れていきます。
原因が不明な場合は痛み止めや神経痛の薬などの内服薬が多く、ビタミンや血流改善の内服薬を処方させることも少なくありません。
それでも症状が治まらない際は神経ブロックやステロイド剤などの注射をすることもあります。
このようなことをすることで痛みやシビレといった症状の改善には繋がってくると思います。
しかし、肋間神経痛が出てしまっている原因が解消されていない場合は再発をしてしまう可能性が高くなります。