足底筋膜炎(足・踵の痛み)
- 歩くと足の裏が痛い
- 長時間歩けない
- かかとの骨が痛い
- 足を揉んでもよくならない
- テーピングやインソールでもよくならない
メディア掲載
足底腱膜炎とは?
そもそも足底腱膜とは?
踵骨から足の指に5本扇状についている強靭な腱の膜のことです。
役割としては足のアーチの保持や衝撃の吸収をしてくれています。
この足底腱膜に負担がかかり過ぎる(走りすぎ、立ちっぱなしなど)と炎症や傷がつき痛みが起こりやすくなります。
朝の起床時の数歩に踵や土踏まずに痛みが起きやすいのが特徴になります。
また中年の女性に多いと言われています。
足の構造
足のアーチ
1、内側縦アーチ
2、外側縦アーチ
3、横アーチ
この3つが足のバランスを保っています。
ですので、この足のアーチが破綻した足においては、クッションやバネの役割が失われるため、多くの人は疲れやすく歩きにくいといった症状が起きていきます。
足底に胼胝(タコ)ができてしまう人の多くも足のアーチの破綻が原因となっていることが多いです。
内側縦アーチは加齢とともに母指球と踵のアーチなので崩れてしまうと土踏まずが低い扁平足になりやすいです。
横アーチが崩れると足幅が広くなりやすい開帳足になりやすくなります。
併発することも少なくないです。
足底筋膜炎(足・踵の痛み)の一般的な対処法
『一般的な対処方法』
①安静
運動量を減らすことによって負担を減らす
炎症がある場合はアイシング
②運動療法(痛みが軽減した場合のみ)
下腿のストレッチ、足関節の周りの筋肉トレーニング
③装具療法
インソールや足底板の使用(足底への負担が軽減するため)
④物理療法
低周波、超音波を使用することが多い
※受傷直後の場合はRICEを行うことが大事